シリコンバレーでは、住んでいるだけで自宅が投資になる!?
不動産エージェントの桜井きゃらです。
数年前に、東京にある両親の自宅を売却しました。
父が先に亡くなり、母をカリフォルニアに連れてきてしまい、両親の自宅は1年以上空き家になっていました。
1980年ごろに購入した家は、すでに傷みもあちこちにあり、空き家にしたとたん、かび臭くなってさらに傷んでしまいました。
「もう日本には戻らない」と今は亡き母が言ったので、処分を決心して東京の両親の自宅を売却しました。
日本の中古物件で、状態のよくないものはまず、壊して更地にし、新しく建てる、というのが一般的です。
両親の自宅売却は、中古車の下取りに出すのと同じ。
価値があるのは土地だけで、その上の建物は鉄骨だったため、逆に解体費用がかさみ、たいした金額では売れませんでした。
40年前に新築した両親の家は、たいした価値にもならず、消えてしまいました。今は真新しい新築物件が建って、新しい方が住んでいるようです。
これがもし、シリコンバレーにある家だったら、どうでしょう。
40年前に購入した一軒家は、シリコンバレーの場所によっては、7~8倍の価格で市場に出ています。
どうして、シリコンバレーの不動産がそんなに高い値段になるのでしょうか。
シリコンバレーの持ち家が、投資になる5つの理由を検証してみました。