保険・税金・法律用語

リビングトラスト (生前信託=Living Trust) とは、不動産・現金・株、その他の資産管理や受益者を明記した法的書類。不動産名義や資産をリビングトラスト名義に移すことで、名義人が亡くなっても、裁判所の検認 (プロベート) を通さずに不動産等の資産の処分ができる。遺言書だけでは、プロベートを回避できないため、リビングトラストを作成して財産を移しておくことで、高額で時間のかかるプロベートを避けることができる。

付随定款のこと。HOA書類の中で、基本定款(article incorporation)を補い、HOA管理組合がどのように運営されているかという細かいルールが書かれている。

火災・災害保険のこと。Hazard Insurance (ハザードインシュアランス) ともいう。住宅ローンを借りて購入する場合は、貸し手の金融機関より加入するように求められる。一軒家とコンドミニアム、タウンハウスでは、異なる種類の保険を要求される。

性犯罪者情報公開法。1994年に近所に越してきた性犯罪者に殺害された7歳の少女の名前からこの法律の名前がついた。性的犯罪で有罪になった者の所在地公開を義務付けており、下記のサイトの地図で登録された性犯罪者が近所にいるかどうか確認することができる。
https://www.meganslaw.ca.gov/Search.aspx?l=&f=&a=&r=

このコミュニティ地域の公共サービスの代金を支払うために特別税が課されている地域。通常の固定資産税の請求書に加えられて請求される。1982年にこの法案を起草したカリフォルニア州議会議員のHenry J. MelloとMike Roos両者の名字をとってこの名がついた。

議事録のこと。HOA管理組合の定期会合の議事録。時間の分の意味のミニッツと同音異義語。

公証人のこと。売買契約最後の書類に署名する場合に立ち会って当事者確認や書類説明を行う。

法的代理人を許可する委任状、または委任権、権限のこと。

遺産検認裁判所(プロベートコート)を通して行う不動産売却手続き。家主がリビングトラストなどの生前信託証書で死後の不動産の扱いを記録しておかなかった場合、裁判所の検認作業を通して売却しなければならない。裁判所と弁護士を通さなければならないため、費用と時間がかかる。

固定資産税。7月から12月までの第一支払請求が11月に来て、12月締め切り。1月から6月までの第二支払請求は2月に来て4月が締め切り。

追加固定資産税のこと。物件購入時点ではまだ新しい購入価格での再査定が行われておらず、前オーナーの時の固定資産税額を採用するため、後に、新しく出た査定された額との差額の支払い請求が追加分として届く。